2千ドルのロマネコンティ晩餐会!

私事ですが、わたくしの誕生日は3月で、通常であれば祝い事が大好きな江戸っ子気性。その日に祝うということを、外さない!…. はずだったのですが、連日の厳しい勉強にリサーチ、そして当然のことながら試験に追われて、あっという間に数週間が過ぎてしまったのでした。そんな折り、何度か泊まったことの或るカーメル(ペブルビーチのすぐ隣です)のオーベルジュ(auberge)から晩餐会の招待状を受け取り、開けてびっくり。

何と、あのブルゴーニュを代表する ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(DRC) 社のオベール・ド・ヴィレーヌ氏(DRCの共同オーナー)が来米し、リレ・エ・シャトー(Relais et Chateaux) のグランシェフ達とコラボする『夢の晩餐会!』を開くというのです。まずわたくしが一番最初にチェックしたのは、ワインリスト。うわ〜っ!フルコースの最後の4コースはすべてDRCの超特級畑、グラン・クリュのワインが勢揃い。 2004年のエシェゾーから始まり、5年のロマネ・サン・ヴィヴァン、2年のリシュブールと進み、最後に『待ってました!』96年のラ・タッシュのお出まし。

もうこの時点で、危険にもわたくしの心は『出席!』に強く傾いていたのでした。まだ、値段も、料理の品目も、確認していないのに、です。そして、更にアペリティフのシャンパーニュが、ヴィンテージ98年のクリュッグと知り、完全に心は決まったのです。だって、4種のロマネコンティのワインを頂ける機会なんて、一生に何度巡り会えるでしょう?しかも、伝説的なオーナーと一緒に談笑しながらですよ。しかもクリュッグはヴィンテージ物だし….

そしてこのお値段が晩餐会だけで千7百ドル、当然サンフランシスコからは遠いので、オーベルジュにお泊まり代が含まれて、総計2千2百ドル。ざっと計算しました。DRCの上記のワインは物によりますが、奇跡的に手に入ったとして、市場価格で一本6万円から30万円。これを、全て味わうために必要なグラスでオーダーすることは、不可能です。かといって、こんな美酒を4本一人で飲むなんてことは、出来ません。

そう。答えはひとつ。『出るっきゃない!』。わたくしもワインのプロなら、こんなチャンスは逃してはいけない!ということで、よし、自分自身への誕生日のプレゼントにしよう!と、清水から飛び降りたのでした。

この続きは、また後ほど。こんな投資をいっぺんに書き終えるなんて、勿体ない!という訳で、もう一度この経験を一緒に楽しんで下さいね〜。

 

 

 

 

 

 

Yuki Saito

斉藤ゆき

Diploma WSET, Certified Sommelier, Master of Wine Program
ワイン・コンサルタント 品評会審査員 ワイン・ライター

ニューヨークで金融キャリアを構築後、 生涯のパッションであるワインを、欧米のトップスクールで学び、日本人として希有な資格を数多く有するトッププロ。

ワイン教育の最高学府、Wine and Spirits Education Trust (WSET)の学位(レベル4最上位)をカリフォルニアで、上級資格(レベル3)をトップで本校(ロンドン)にて取得。更に、ソムリエ機関の世界的権威であるCourt of Master Sommeliers(ロンドン)の認定ソムリエ資格も有する。フランス留学は頻繁で、ボルドー、ブルゴーニュを始め、各地のワインスクールでフランス人と共に学ぶ。

現在は、サンフランシスコをベースに、ワインの顧問業務(日米)、連載記事の執筆と講演(日米)、品評会審査と視察(日欧米)を3本柱に活躍する傍ら、ワイン業界最高峰といわれるマスター・オブ・ワインのプログラムに所属し、MWを目指して切磋琢磨中。
7 返信
  1. Ron Shimada
    Ron Shimada says:

    ゆき姉さま
    凄い晩餐会に出席されたんですね。
    のっけからグレートワイン名が並んで、くらくらしちゃいます。
    ああ、羨ましい。 悔しいけど、次回が楽しみですよ。
    Ron

    返信
    • yukisaito
      yukisaito says:

      Ronさんを始め、この記事への感想を多々頂きありがとうございます。(サイトへの書き込みより、何故かメールでのフィードバックが圧倒的に多いのですね) ご要望にお応えして、早速第二弾をアップロードします。
      ちなみに、明日(SF現地時間の木曜日)は市内で、今度はなんと! ボルドーのスーパーセコンドといわれ、誉れ高い シャトー・コス・デストゥルネルのスーパー試飲会に行って参ります。所謂ヴァーティクル・テイスティングという(同じシャトーの)歴代のワインを試飲する会で、80年代から現在に至る15のヴィンテージを、ブラインド(目隠し)で試飲する会です。これも、後ほど記事に致します。お楽しみに!

      返信
  2. しゅっぽん
    しゅっぽん says:

    ゆきさんの記事の気軽にゴージャスな気分にさせてくれるところが気にいって読ませていただいています。スーパー試飲会の記事も楽しみに待ってます。

    返信
  3. Naomi. Oshiro
    Naomi. Oshiro says:

    ゆきさん
    2000ドルの、ロマネコンティの晩餐会
    凄いですね、記事を読ませて頂いて気分だけでも
    セレブな感じ!何となくワクワクして来ます。
    私もワイン勉強して見たくなりました。

    返信
  4. swtor power leveling
    swtor power leveling says:

    Hi, i believe that i noticed you visited my weblog thus i got here to “return the choose”.I’m attempting to to find issues to enhance my site!I suppose its ok to use a few of your concepts!!

    返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です