折角美味しいワインを飲んでも、どうもあの横文字が苦手で、ワインの名前が覚えられないの、、、。よく聞く悩み(?)です。

英語でも大変なのに、長くて読みにくいフランス語やイタリア語、そして解明不明なドイツ語やハンガリー語を、カタカナでさえ読むだけでも大変。かくいう私も、ゲルマン系の言語や、ギリシャ語の素養がないので、何百種類もあるブドウやワイン、そしてその出身地名の名前を原語で暗記するのに、とても苦労していますよ。

もっとも私の場合は、好きこそもののなんとかで、ワインと語学好きが高じて、毎日しこしこと受験生のように、単語帳を作っては眠る前に暗記をする習慣をつけました。でも、こんなこと普通の人に強制は出来ない。

とあらば、他の方法を考えましょう。まずその一。本当に心から美味しいと思ったワインは、頭ではなく、五感を使って記憶して下さい。例えば、ワインの赤さが殆ど紫色っぽくて、香りが強く、渋みが強かったけど、同じ位の甘さがあって、なんか強烈な味だったとか。出来れば、どこの国のワインかだけでも、覚えておくと良いですね。

これをワインショップのプロ(がいれば)や、ソムリエなんかに告げると、恐らくこう解釈してくれるでしょう。

『赤ワインの中でも、かなり紫の強い濃いワインであれば、カベルネ、マルベックそして シラーが典型的。えっ、アルジェンチンのワイン?じゃあ、間違いなくマルベックでしょう』とか、

『オーストライアのワイン?じゃあ、シラーズかカベルネあたりのどちらかでしょう。』とか。

でも、ワインの表現なんて出来ない、、、という向きには、その2。ブドウの種類がレベルに書いてあれば(殆どのフランスワインを始め、ヨーロッパのワインは、基本的にはブドウの種類が無表記)最初の数文字を覚えてみては?例えば、ゲバなんとか、、、だけで、プロが聞いたら、あっそれは、フランスはアルザスのゲヴァルツトレミナールでしょうと、分かります。私の友人で、『いつも大好きで何回飲んでも覚えられない白ワインがあるの。オーストリアの、、、』って聞いた瞬間、「それってグリューナー フェットリナーでしょう!」って言って、ピンボーンしたことが、ありました。こんな名前、一体誰が覚えられますか、ね〜!

でもですね、このスマートフォンが蔓延している時代に、これを使わない手はありません。解決法、その3。簡単です。電話にメモりましょう。もっと簡単な方法。携帯電話で写真を撮って、オーダーする時に見せるの! これなら、誰でも出来るでしょ?

でも皆さん、脳の活性化の為に、基本的なワインや、ご自分のお好みのワインの名前は、覚える努力をしましょうよ!

 

 

 

Yuki Saito

斉藤ゆき

Diploma WSET, Certified Sommelier, Master of Wine Program
ワイン・コンサルタント 品評会審査員 ワイン・ライター

ニューヨークで金融キャリアを構築後、 生涯のパッションであるワインを、欧米のトップスクールで学び、日本人として希有な資格を数多く有するトッププロ。

ワイン教育の最高学府、Wine and Spirits Education Trust (WSET)の学位(レベル4最上位)をカリフォルニアで、上級資格(レベル3)をトップで本校(ロンドン)にて取得。更に、ソムリエ機関の世界的権威であるCourt of Master Sommeliers(ロンドン)の認定ソムリエ資格も有する。フランス留学は頻繁で、ボルドー、ブルゴーニュを始め、各地のワインスクールでフランス人と共に学ぶ。

現在は、サンフランシスコをベースに、ワインの顧問業務(日米)、連載記事の執筆と講演(日米)、品評会審査と視察(日欧米)を3本柱に活躍する傍ら、ワイン業界最高峰といわれるマスター・オブ・ワインのプログラムに所属し、MWを目指して切磋琢磨中。

2 Comments

  • ジャスミン 5月 25, 2012 at 7:57 pm

    はい、まさしく私の事です!!!
    ワインの名前だけでなく、人の名前が覚えられなく苦労しています。
    私は、人の名前はたとえばロイドさんだったら ミセスロイド~ エドさんだったら 江戸っ子だ~い~ 
    という風にリズミカルにハミング感覚で覚える様にしています。
    受験勉強という地道で過酷な努力無く生きてきましたあ~~~ トホホ。
    飽きっぽい私の人生辞書には努力と継続は力なりが必要なのです’。

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  • buy swtor credits 6月 13, 2012 at 3:22 am

    Rattling superb information can be found on this web site.

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