By / 8th 8月, 2012 / ワインの知識 / No Comments

皆さんは、どこでワインを購入されますか?スーパーや、デパートといった大手取扱店? 良く行く近所の酒屋さん? 或は、ネット販売で購入するという方法もありますよね。

私はというと、本当に上質な国産のワイン、お気に入りのワインや高価なワインについては、ワイナリーに直接行って買うか、ワイナリーのクラブ会員になって、瓶詰め後直送して貰うことが、多々あります。また、品質管理の行き届いた販売業者のネットや、小売店で購入する事も、多々あります。これは、カリフォルニアに住んでいる地の利が物を言いますね。

でも、輸入もの、特にデリケートなフランスワイン等については、とても気を使っています。

というのは、ブルゴーニュ、ボルドー、そして入手困難なヨーロッパの地方のワインは、毎年シャトーに直接行って、試飲をしているので、本来の味を知っているからです。例えば ソムリエがきちんとワインを管理しているようなレストランで注文した場合は、保存の質は信頼出来るし、万一おかしいと思った場合は、プロの彼らに言えばすぐに無料で返品、交換出来ます(日本でこれをした場合は、不思議な事に「抵抗に会いますが」)。でも、普通のレストランで高価なワインを注文しても、ワイナリーで飲んだ「生味」と違う事が多々有りますし、突き返すのも(味が分からない売り手の場合)、一悶着あり、面倒ですよね。

 そして残念なことに、輸入されたワイン、或は遠距離トラックで炎天下、揺られてくるワインは味が微妙に変わっています。はっきりとスポイルされているケースも多々あります。良心的なワイン販売業者ともなれば、冷蔵庫付きのトラック、或は飛行機を使うので、こういうリスクは避けられます。

キーは、こういった良心的なワインの専門店で購入することだと思います。何故なら返品、交換がとても簡単だからです。

もうひとつのお薦めは、そう!ウィステリアワインのように高品質で良心的な ワインクラブからの購入。何度も言う様にワインというのは、とてもデリケートで痛み易い生ものです。買う相手をしっかりと見極めて、購入したい物ですね。

 次回は、店でワインを買う場合の注意点をお話ししましょう。

 

Yuki Saito

斉藤ゆき

Diploma WSET, Certified Sommelier, Master of Wine Program
ワイン・コンサルタント 品評会審査員 ワイン・ライター

ニューヨークで金融キャリアを構築後、 生涯のパッションであるワインを、欧米のトップスクールで学び、日本人として希有な資格を数多く有するトッププロ。

ワイン教育の最高学府、Wine and Spirits Education Trust (WSET)の学位(レベル4最上位)をカリフォルニアで、上級資格(レベル3)をトップで本校(ロンドン)にて取得。更に、ソムリエ機関の世界的権威であるCourt of Master Sommeliers(ロンドン)の認定ソムリエ資格も有する。フランス留学は頻繁で、ボルドー、ブルゴーニュを始め、各地のワインスクールでフランス人と共に学ぶ。

現在は、サンフランシスコをベースに、ワインの顧問業務(日米)、連載記事の執筆と講演(日米)、品評会審査と視察(日欧米)を3本柱に活躍する傍ら、ワイン業界最高峰といわれるマスター・オブ・ワインのプログラムに所属し、MWを目指して切磋琢磨中。

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