ワインも人間と同じで、結構見かけ倒しが多いので、気をつけて下さいませ。例えば、こんな具合に。

 

「あれっ、一時期一世を風靡したティーンエイジ アイドルじゃない?今ではその面影もないけど〜。」(ボージョレ ヌーヴォー)

 

「あらっ、この人ったらし!誰にでも媚を売って、しかも誰にでも好かれる要領のいい奴!」(カリフォルニアのシャルドネ)

 

「昔つき合ったボーイフレンドを思い出しちゃう。見かけ倒しで、見栄っ張り。根性有るかと思ってつき合ったら、ただの単細胞だった!」(出来の悪いカリフォルニアのカベルネやメルロー)

 

「いやいや、それこそ昔つき合ってた女の子だよ。可愛い子ちゃんで、良い匂いを振りまいているけど、中身は空っぽ。長くつき合いすぎると甘さが鼻につくタイプだね。」(カリフォルニア産の中でも、出来損ないのヴィオニエやリースリング)

Yuki Saito

斉藤ゆき

Diploma WSET, Certified Sommelier, Master of Wine Program
ワイン・コンサルタント 品評会審査員 ワイン・ライター

ニューヨークで金融キャリアを構築後、 生涯のパッションであるワインを、欧米のトップスクールで学び、日本人として希有な資格を数多く有するトッププロ。

ワイン教育の最高学府、Wine and Spirits Education Trust (WSET)の学位(レベル4最上位)をカリフォルニアで、上級資格(レベル3)をトップで本校(ロンドン)にて取得。更に、ソムリエ機関の世界的権威であるCourt of Master Sommeliers(ロンドン)の認定ソムリエ資格も有する。フランス留学は頻繁で、ボルドー、ブルゴーニュを始め、各地のワインスクールでフランス人と共に学ぶ。

現在は、サンフランシスコをベースに、ワインの顧問業務(日米)、連載記事の執筆と講演(日米)、品評会審査と視察(日欧米)を3本柱に活躍する傍ら、ワイン業界最高峰といわれるマスター・オブ・ワインのプログラムに所属し、MWを目指して切磋琢磨中。

2 Comments

  • RonShima 11月 14, 2012 at 2:09 am

    日本のボジョレーヌーボー騒ぎは、クリスマスやバレンタインデーと同様にコマーシャリズムの格好の材料になっているとは思いますが、何故かそれを知りながらもついつい乗っかってしまうという、日本人のお人好しというか、心の広さというか、お祭好きというか・・・・。 でも、ヌーボーの気楽な爽やかさは悪いもんじゃあないと思います。
    日本でも騒いでも良いからもっと気取らずに、自然な感じで「おっ!このぶどうジュースアルコールも入ってて旨えじゃん!?」てえな風に行きたいもんですね。

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    • yukisaito 11月 14, 2012 at 7:08 pm

      Ronさんのおっしゃる通り!尤も、そういう認識と見識があり、それでも『乗ってあげて』楽しむという大人技は、わたくしも好きです。
      翻って、いつも気になるのは、売り方(手抜きワインを、ものすごいマージンをとって、さも素晴らしいワインであるかのごとく)と買い方(わあ、ありがたい。これがフランスの美味しいワインなんだ〜)。もっと気になるのは、その仲介者(この場合は輸入販売会社)が仕切る『煽り商法』。
      それでも、年に一度なんだからと、苦笑しながらも、まっ、いいかと、ブドウジュースとワインの間の子の認識で楽しむ人が多いのも事実。
      ちょっと、ノリは違いますが、近年アメリカの高級レストランでソムリエが『これこそ日本を代表するお酒、大吟醸!」とばかりに、めったやたらと高く、誰が飲んでも口当たりがよい高級酒を勧める傾向を思い出しました……….

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