本日の成果はイタリアワイン!

Domaine Drouhinドローインの仏米のワインは大人気!

今週も毎日色々な試飲会をはしごしています。昨日はカリフォルニアのカベルネ専門の試飲会、本日は米国大手の販売流通会社Wine Warehouse が主催した同業者向けの試飲会に行って来ました。

 

質の良い品数が多い業者なので、最初からターゲットを絞り、本日はとりあえず国産のワインをパスして、フランス、イタリア、スペイン、チリ、アルゼンチン、ニュージーランドとオーストラリアに絞り(込んだつもり)、葡萄の品種も事前に決めて試飲、そしてまた試飲。

 

本日の成果はいくつかありましたが、一番のお目当ては北イタリアのピエモンテで作るネッビオロ品種のワイン。通常であればバロロ、バルバレスコという一番の有名どころを試飲するのですが、今日のお目当ては、同じ州内のガティナラ(Gattinara)という 地域で作るネッビオロワイン。値段が上昇してしまったバロロ、バルバレスコに比べ、その何分の一というお得さで、質も同等と聞き、早速試飲。トラッチャ デル ピアンタヴィニャ (Torraccia  Del Piantavigna)というワイナリーのガティナラは絶品でした。また、バロロの名匠レナト ラッティ作のネビオロベースのワイン、ネッビオロ オチェッティ(ランゲ)も素晴らしい出来映え。

 

これからは、高いお金を払ってバロロやバルバレスコを収集するより、これほどの質なら ガッテナラやランゲを買お〜っと。

 

その他に興味を持ったワインは、ブルゴーニュの老舗ネゴシアンのジョゼフ ドローイン(Joseph Drouhin)がオレゴン州で作っているピノ ノワール。同じウィリアメット ヴァレーで出来る秀逸なワインと少しニュアンスが違い、よりフランス的な印象を持ちました。勿論、本家本元ブルゴーニュのドローインワイン(シャブリ、ジブレ シャンベルタン、プリニィー モンラッシェなどなど!)もしっかり味わいましたけれど。

 

ニュージーランドの名声高きピノノワールといえば、セントラル オタゴと言われますが、ソービニョンブランの名勝地、マールボローでトーフ(TOHU)というワイナリーが作ったピノノワールも、なかなかのもの。今後ワッチする必要がありそう。(しかも来週はニュージーランドのピノノワール専門の試飲会があります!)

 

昨年ロンドンの国際ワイン品評会で、オーストラリアワインの担当審査員をして以来、質の高いオーストラリアワインが気になっていますが、本日は冷厳なイーデン ヴァレーEden Valley(シラーズで有名なバロッサ ヴァレーBarossa Valley側)のリースリングに再会。アローマを嗅いでいると、ドイツワインのなかでもとりわけミネラル香が高いモーゼルリースリングを彷彿させます。味わいはモーゼルよりも辛口ですが。

 

明日はポルトガル、イタリアの2国がスポンサーする試飲会に続いて、夜は毎週の定例試飲会。そろそろ店じまいとしましょう。

 

Yuki Saito

斉藤ゆき

Diploma WSET, Certified Sommelier, Master of Wine Program
ワイン・コンサルタント 品評会審査員 ワイン・ライター

ニューヨークで金融キャリアを構築後、 生涯のパッションであるワインを、欧米のトップスクールで学び、日本人として希有な資格を数多く有するトッププロ。

ワイン教育の最高学府、Wine and Spirits Education Trust (WSET)の学位(レベル4最上位)をカリフォルニアで、上級資格(レベル3)をトップで本校(ロンドン)にて取得。更に、ソムリエ機関の世界的権威であるCourt of Master Sommeliers(ロンドン)の認定ソムリエ資格も有する。フランス留学は頻繁で、ボルドー、ブルゴーニュを始め、各地のワインスクールでフランス人と共に学ぶ。

現在は、サンフランシスコをベースに、ワインの顧問業務(日米)、連載記事の執筆と講演(日米)、品評会審査と視察(日欧米)を3本柱に活躍する傍ら、ワイン業界最高峰といわれるマスター・オブ・ワインのプログラムに所属し、MWを目指して切磋琢磨中。
1 返信
  1. NVWE
    NVWE says:

    ゆきさん、Wine Warehouseのテイスティングは次回は是非お昼からVIPのに来てほしいです!質の良い海外のワインを味わえる貴重な機会でした。カリフォルニアのワインばかりを味わっており、海外のワインを味見する上でやっぱり知識が不十分だと時間を有効に使えないですね。まだまだ勉強不足です。次回ガティナラ(Gattinara)を味見してみようと思います。

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