Mugariz ムガリッツ4

 

遊び心が高じると、こうなるという例をいくつか。まず、最初の木皿には(みえるかな?)ダックの顔が彫ってあります。その下の料理は、正にそのダックの首の皮を使った巻物。北京ダックのスペイン編とでもいいましょうか。ぱりっとした皮に、ふわふわの香草がくるんであります。

一つトンで、最後の料理の添え物は?そう!キャビアです。このキャビア、結構大盛りでしょう?実は、このお皿が出てくる前に、ウェイターが小石を3つ渡してくれます。彼も同じく3つ。そして二人が体の後ろに隠しながら石を持ちかえ、右手にいくつの石を握っているか当てっこをするのです。私が当ててゲームに勝ったので、キャビアがおまけされたという落ちです。

 

でも、ん?待った!そんなはずはない。だって、お客が負けたからといって、キャビアの量が減るはずは無いっ!勿論、その通り。これは単なるハウスゲームなのでした。

 

ところで、ソムリエにワインなどのペアリングを頼みましたが、イマイチ料理とぴったりと合った感じがしません。そこで、真ん中の料理(さやいんげんの天ぷら)が出て来た時に、ソムリエに「これは日本酒が一番合うから、持って来て」と注文。でてきたのは、私の好きな「真澄」の中でも、一番口当たりが良い純米吟醸! これ、ほんと、おいしかった。お陰でシンプルな料理が引き立ったこと。

ワインのプロとしては、ちょっとやばいコメントをしますが、日本酒って、ほんと、こういう食事に抜群にあう!
IMG_7875IMG_7888IMG_7880

Yuki Saito

斉藤ゆき

Diploma WSET, Certified Sommelier, Master of Wine Program
ワイン・コンサルタント 品評会審査員 ワイン・ライター

ニューヨークで金融キャリアを構築後、 生涯のパッションであるワインを、欧米のトップスクールで学び、日本人として希有な資格を数多く有するトッププロ。

ワイン教育の最高学府、Wine and Spirits Education Trust (WSET)の学位(レベル4最上位)をカリフォルニアで、上級資格(レベル3)をトップで本校(ロンドン)にて取得。更に、ソムリエ機関の世界的権威であるCourt of Master Sommeliers(ロンドン)の認定ソムリエ資格も有する。フランス留学は頻繁で、ボルドー、ブルゴーニュを始め、各地のワインスクールでフランス人と共に学ぶ。

現在は、サンフランシスコをベースに、ワインの顧問業務(日米)、連載記事の執筆と講演(日米)、品評会審査と視察(日欧米)を3本柱に活躍する傍ら、ワイン業界最高峰といわれるマスター・オブ・ワインのプログラムに所属し、MWを目指して切磋琢磨中。
0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です