フランスのミッシェラン、アメリカのザガットに準じるイタリアの格付け会社といえば、ガンベロロッソ。彼らのワインの格付けは、星の数の代わりに、ワイングラスを使います。3つのグラスが最高位ですが、今年も恒例の「ガンベロロッソ優良ワイン品評会」がサンフランシスコにやってきました。

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毎年世界を廻ってお披露目するワインは、グラス2とグラス3の格付けを得たものばかり。今年もジャーナリスト、及びソムリエなどを対象に2月12日に試飲会が開かれました。

 

会場は広く、時間は3時間半のみ。当然リストからターゲットを絞って効率よく廻らねばなりません。久しぶりに一緒に出席したウィステリアヒロは、 銘柄やワインのチョイスはわたくし任せで、「しっかり楽しむぞ!」モード。

 

まずは、大好きなフランチャコールタ(イタリア最高峰のシャンパーニュ仕様小のスパークリングワイン)メーカーの「カ デル ボスコ」のブースに行き、6年のロゼ、10年のヴィンテージ ブリュットそしていつものブリュットキューベからアタック。ついでに「どうしてもっとSFに輸出してくれないのよ〜。数が限られているのは分かるけれども、これは毎晩飲んでも飽きない。」と苦言。米国での入手が難しいのですが、 シャンパーニュと優良なカリフォルニアのスパークリングワインに比べても、超優良な飲み物で、私の大好物。しかもお値段は35ドルからと、以外と割安。

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その後もいくつかのフランチャコールタのメーカーを試した後は、イタリア北部、特にフリウリ、トレンティーノ、アルト アディージェ名産の美しい白ワインと、イタリア独特の地場ブドウで作った深みの在る白ワイン、また珍しく質の高いランブルスコ(赤の発泡酒)を味わい、一番格付けが高いバロロ各種を飲み比べた後は、各地方名産の地酒へ移行。

 

今回のめっけものは、以下の通り。

 

 

 

 

泡もの

Ca’ Del Bosco (上記)

2013 Lambrusco di Sorbara Vecchia Modena Premium Chiarli 1860

 

2013 COF Pinot Grigio Torre Rosazza

2013 COF Friulano Torre Rosazza

2012 Verdicchio dei Casetelli di Jesi CI Sup Vecchie Vigne Umani Ronchi

2013 Orvieto Sergio Mottura

 

2010 Montefalco Sagarantino della Cima (土臭さが売りのサガランティーノとは別物、何と言う洗練!)

2008 Amarone della Valpolicella CI. S. Rocco Domini Veneti

2012 Carmignano Il Sasso

2010 Montepulciano d’Abruzzo Colline Teramane Zanna Ris

2008 Barolo Bussia V. Mondoca Ris

2008 Barolo Broglio Ris Schiavenza

2007 Barolo Villero Ris Vietti

2010 Barolo Brunate Damilano

2012 Etna Rosso Arcuria Graci

 

総じて洗練されたワインが多く、大満足。来年のイヴェントが楽しみい〜!

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Yuki Saito

斉藤ゆき

Diploma WSET, Certified Sommelier, Master of Wine Program
ワイン・コンサルタント 品評会審査員 ワイン・ライター

ニューヨークで金融キャリアを構築後、 生涯のパッションであるワインを、欧米のトップスクールで学び、日本人として希有な資格を数多く有するトッププロ。

ワイン教育の最高学府、Wine and Spirits Education Trust (WSET)の学位(レベル4最上位)をカリフォルニアで、上級資格(レベル3)をトップで本校(ロンドン)にて取得。更に、ソムリエ機関の世界的権威であるCourt of Master Sommeliers(ロンドン)の認定ソムリエ資格も有する。フランス留学は頻繁で、ボルドー、ブルゴーニュを始め、各地のワインスクールでフランス人と共に学ぶ。

現在は、サンフランシスコをベースに、ワインの顧問業務(日米)、連載記事の執筆と講演(日米)、品評会審査と視察(日欧米)を3本柱に活躍する傍ら、ワイン業界最高峰といわれるマスター・オブ・ワインのプログラムに所属し、MWを目指して切磋琢磨中。

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