マスターオブワインが好んだカリフォルニアワイン Which California wine did MWs pick? (2)

This is follow-up on my previous report on August 16 “Great California Wine….”8月16日にリポートした「日本で手に入らない上質なワイン」の続編をお送りします。

I brought the following 4 wines to Japan because they are not available in Japan market.  The purpose was to share with Mr. Kenichi Ohashi MW, who was just announced yesterday to win the MW designate.  He is in a true sense, the very first true Japanese MW ( born, working and living in Japan).  日本に持参したカリフォルニアワインは以下の4本でしたが、実は8月にワインをシェアーした相手は大橋健一さん。そう、今回(9月7日)日本在住の日本人として初めてマスターオブワインの称号を授与された歴史的な人物です。

 

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2011 Robert Biale Black Chicken Vineyard Zinfandel Napa Valley ロバートビエリ氏は、ナパでジンファンデルの古木畑から美しいワインを作るこだわりの三代目。

2008 Arkenstone Sauvignon Blanc Howell Mountain Napa Valley アーカンストンは、ナパの山AVAのひとつ、ハウエルマウンテンでボルドー品種を耕し、丁寧なワインを作る比較的新しいブティクワイナリー。

2011 Arnot Roberts Bugay Vineyard Cabernet Sauvignon Sonoma Valley アーノ ロバーツは、ワインカントリーの名門ワインメーカーとクーパーの家系に育った二人が、カリフォルニア各地のテロワールを表現するワインを手作りで生み出す新カリフォルニアのホープ。

2012 Stephen Vivier Gap Crown Pinot Noir Sonoma Mountain フランス人のステファンは、カリフォルニアでロマネコンティのオベール ド ヴィレーヌがアメリカ人と共同経営するワイナリーでワインメーカーとして修行(本年から他社に移動)。カリフォルニアの葡萄でフランス風に作るワイン。

 

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Kenichi was not alone as I had a great fortune to share the wines with David Wrigley MW from United Kingdom as he was attending the Japan Wine Challenge as chief Judge.  It turned out that they were good friends. Sitting together was my MW classmate, Mari Yasuda who lives in Japan.

大橋さんと一緒に、当方が持参したカリフォルニアワインを試飲されたのはイギリスのマスターオブワインで、私が参加したジャパンワインチャレンジのチーフ審査員でもあるデビッド リグリーMW。お二人はとても親しい間柄のようで、もう一人の私の友人でMWに向けて一緒に勉強している安田まりさんと4人で味わいました。

The winner of the night went to Arnot-Robert’s cabernet sauvignon as two of the MWs really enjoyed the elegance and restraint which differs from the big Napa Cab.  They pick grapes earlier when it is still fresh with good acidity and vinify it without over-powering with oak.  この夜二人のMWが「とてもおいしい」と共感されたのが、アーノロバーツがソノマの葡萄でつくるエレガントなカベルネ。ナパのどっしりとした「アメリカスタイル」とは一線を画し、フレッシュな酸味とカベルネ品種の性格が尊重されたワインです。

I was impressed with the choice by Kenichi and David as this is the wine most Masters of Wines, Master Sommeliers and wine lovers with international taste cherish though other three wines are equally reputed but with slightly more American flavors.このチョイスには、私も同感すると同時に、彼らの「舌」(味覚)は、クラシック(ヨーロッパ基調)なのだと納得。このワインは、アメリカではやはり業界のトップ(MW、MSなど)に愛されているワインです。他の3本もエレガントで秀逸ですが、カリフォルニアの凝縮感を感じるワインです。

There are so many styles of wines in California, unknown to outside (Japan/UK included) since great wines with small productions do not leave California.  It is my mission to bring such wines to your table, to share what California is capable of.  カリフォルニアでは様々な美しいスタイルのワインが作られていますが、少量生産のものが多く、なかなか加州から外に出ることは少ないのですが、こういうワインを紹介することも、私の仕事だと思っています。

It was such a pleasure to introduce these wines to our new MW in Japan.  Congratulations, Ohashi-san!

今回、こういうワインをご紹介できて、とても嬉しく思います。そして、改めて。「大橋MW、おめでとうございました!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Yuki Saito

斉藤ゆき

Diploma WSET, Certified Sommelier, Master of Wine Program
ワイン・コンサルタント 品評会審査員 ワイン・ライター

ニューヨークで金融キャリアを構築後、 生涯のパッションであるワインを、欧米のトップスクールで学び、日本人として希有な資格を数多く有するトッププロ。

ワイン教育の最高学府、Wine and Spirits Education Trust (WSET)の学位(レベル4最上位)をカリフォルニアで、上級資格(レベル3)をトップで本校(ロンドン)にて取得。更に、ソムリエ機関の世界的権威であるCourt of Master Sommeliers(ロンドン)の認定ソムリエ資格も有する。フランス留学は頻繁で、ボルドー、ブルゴーニュを始め、各地のワインスクールでフランス人と共に学ぶ。

現在は、サンフランシスコをベースに、ワインの顧問業務(日米)、連載記事の執筆と講演(日米)、品評会審査と視察(日欧米)を3本柱に活躍する傍ら、ワイン業界最高峰といわれるマスター・オブ・ワインのプログラムに所属し、MWを目指して切磋琢磨中。
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