2009 プラムプジャック エステート カベルネ ソービニョン

2009    PlumpJack Estate Cabernet Sauvignon Oakville

製造元                    プラムプジャック エステート

製造年                    2009年

品種構成              カベルネ ソービニョン 98%             プティ ヴェルド 2%

産地AVA              オークヴィル (ナパ ヴァレー)

 このワインを構成するカベルネ、ヴェルドは、ともにオークヴィルの自社畑で育てたもの。オークヴィルといえば、言わずと知れたナパ最高のカベルネの土壌です。

 プラムプジャックといえば丁寧な製法で、美しいワインを作ってきました。2009年のヴィンテージの収穫は10月16日から27日の11日の間に行いましたが、なんと24回にもわけてブドウの摘み取りをしています。これは勿論完熟して、傷の無いブドウだけを選り分けて摘んで行き、まだ熟成度が低いぶどうは、納得のいくレヴェルに至るまで、じっと待って、それから摘み取っているからです。

 こうして丁寧に選別されたブドウだけが、同じ敷地内にあるエステートに運ばれ、24時間のコールドソーキング(「ワインのこと少し知りたい」シリーズをご参照下さい)で美しい色を抽出した後、2〜3週間ほどかけて、高温発酵していきます。熟成は、フレンチオークの樽で、2年の長きをかけて、じっくりとフレーバーを育てて行きます。

 樽熟成中の、最初の4ヶ月間は、樽の底に沈んでいる旨味成分(ブドウの皮や、発酵を終えて底に沈んだイースト菌など)とワインをかき混ぜる作業を行った後、不純物を取り除く 為に、今度は 樽から上澄みのワインだけを他の樽に移す作業を行います。これと最初の年に3回、2年目に2回と、なんと合計五回行うという、ボルドーの一級シャトーと同じ徹底したクオリティーコントロールです。

 こうして手間暇を惜しまず作ったワインなので、香りも味わいも、太陽をふんだんに受けて育ったブラックベリー、ブラックチェリーの凝縮味を基調に、最高級のフレンチオークの中で急がせずに、じっくりと寝かせたところから出てくるアニス、モカ、ヴァニラ、かすかな鉄分という複雑なフレーバーが加わります。

 直ぐに味わいたい向きには、まずはデキャンタをしてから、大きめのグラスに注いで、お楽しみ下さい。或は数本購入し、数年年置きに1本開けて、ワインの成熟を味わうという楽しみ方も、お勧めします。

 

カリフォルニアの地葡萄の祖先を味わう

アメリカを代表するワインと言えば、カベルネやシャルドネを筆頭に、いわゆる『international grape』といわれる品種、つまり、全世界中で飲まれ、作られ、親しまれている人気ブドウ種がベースになっています。それに比べて、イタリアは200種以上の地ブドウがあり、各地で独特のワインが作られ、親しまれてきました。

とはいっても、アメリカにもジンファンデルという地ブドウがあります。ソノマ、ナパ、ローダイ、セントラルコーストなどカリフォルニア全域で、栽培されており、中には樹齢が100年という古木も多々有るのですね。 作り手に依っては、ラズベリー、ストロベリーにスパイスをまぶした味わいの、比較的軽口のスタイルもあり、また古木から採れる深い味わいの凝縮されたを使い、かなりフルボヂィの豊満なジンファンデルもあり、アメリカ人はこのワインが大好き。

アメリカのブドウから作った赤ワインなので、当然ヘビーなアメリカ食と相性が良く、ハンバーガー、ピザ、ホットドッグと飲むのが人気。ワイン自体がしっかりとした味わいなので、カクテルとして(つまり食べ物無しで)飲む事が普通です。

ところが、あれれ?なんとジンファンデルは、実は、アメリカの地ぶどうではなく、イタリアのプリミティヴォという品種が親だったということが分かりました。しかも近年のDNA鑑定で辿ってみたら、更にさかのぼって、祖先はクロアチアの地ぶどうだったとのこと。

私の自宅のお蔵には、イタリアのプリミティヴォも置いてありますが、その中でもよく飲むのは、プンタアクイラというメーカーの2008年物。いつも、きちんとデカンタし(というか、その時になって、飲みたいワインを取り出すので、そうせざるを得ないのです。出来れば午後の3時までに、その夜に、何を飲むか決め、室温に戻し、数時間前にデキャンタをしておけば良いのですが、そんな計画性がない、、、)そして大振りのボルドーグラスに注ぎます。

カリフォルニアのジンファンデルは、ストロベリー、ラズベリー、レッドチェリーにスパイスをまぶし、干したような濃厚でゴージャスな香りと味わいが売りですが、イタリアの相方は、レッドベリーの香りに、すみれ、ナツメッグ、ほこり、sundried tomatoというイタリアならではのアローマが加わります。

口に含むと、濃厚なジンファンデルに比べると、さらっとした感じで、その高い酸味がイタリアのワインらしく、食欲をそそります。タニンはかなり高いのですが、バランスのとれたバックボーンとしてきっちりとさりげなく収まっています。アルコール度数は、カリフォルニア物より多少低いとはいえ14%はありますが、酸味、タニンなどのスケールにうまく調和して、気になりません。

アロマで感じた複雑さは、口中にあってもそのまま広がり、良く熟成しながら、熟れすぎていないイチゴ、サクランボ、ラズベリーに、更にイタリアのハーブ 例えば オレガノ、イタリアンパセリ、ローズマリー などの心地良い土臭に繋がっていきます。フィニッシュは長く、赤いフルーツとタニンや酸味が、口中に尾を引きます。

例えば、右の写真はジンファンデルの古木で有名な、カリフォルニアはローダイで作っているワインですが、こういったどっしりとしたカリフォルニアワインと、同じ品種でもヨーロッパで手がけたワインを飲み比べてみるのは、とても楽しいものです。是非、一度お試し下さい。

 

2008年 ダン ヴィンヤーズ ハウウェル マウンテン カベルネ ソーヴィニョン

2008    Dunn Vineyards             Howell Mountain              Cabernet Sauvignon

製造元                    ダン ヴィンヤーズ

製造年                    2008年

品種構成              カベルネソーヴィニヨン

産地AVA              ハウウェル マウンテン (ナパ ヴァレー)

 

ナパ ヴァレーにはいくつかのマウンテンAVAがありますが、その特徴は日当りの良い山の頂上、或は傾斜で育てられて、味が凝縮した黒ブドウから作る濃厚な赤ワイン。このハウウェル マウンテンで採れるカベルネも、スプリングマウンテンなどと同じく、とても力強く、また野性味を感じさせてくれる逸品です。

 

オーナーのダン氏は、カベルネの老舗、ケイマスでワイン作りに関わって来たベテラン。独立し、このハウウェル マウンテンに自社畑を構え、設立当初から高品質のカベルネばかりを作って来た職人肌です。

 

2008年は、天候に恵まれず、収穫は例年の半分ほど。逆に、そういう年だからこそ、腕に自信の或るワイナリーは、特に優れたワインを作り出します。

 

ダン氏もその例にもれず、ロバートパーカーをして「これだけ厳しい年に、歴史に名を残すようなワインを作った」と、絶賛されました。

 

さて、このワイン。100%自社畑のブドウを使い、特に長期熟成に適した出来映えに仕上がりました。カリフォルニアのワインでありながら、ボルドーの特級ワインに引けを取らず「向こう20年から35年に飲み頃が来る」と評価されていますが、そこはカリフォルニアのワイン。今開けても、ボルドーとは違い、十分楽しめます。勿論、待って楽しむのもお勧めです。

 

私が試飲した際には、丁寧にデキャンタし、小一時間待ちましたが、黒いフルーツと天草、タールなどの香りが沸き立ち、どっしりとした骨太のタニンが、熟したブラックベリー、ブラックカシスと相まって、正に両足を踏ん張って、存在感を主張しているよう。かといって、渋みの強い超辛口という訳ではなく、例えて言えば、強い個性と能力を備えた若者が、年とともに、更に大器晩成に成長して行きそうな、 とでも言いましょうか。

 

 

2009年 スケアクロー “ムッシュ エタン” ナパヴァレー カベルネソーヴィニヨン

2009 Scarecrow “M. Étain” Napa Valley Cabernet Sauvignon

スケアクローといえば、ラザフォードの名物畑、JJ コーン エステートの最高級のブドウを使ってつくる美味のカベルネが有名。このムッシュ エタンは、そのセカンドレベルに当たります。といっても、その質は通常のセカンドレベルを凌駕する素晴らしいものです。

ちなみに、ムッシュ エタンとは仏語で<ブリキ男>という意味。つまりアメリカの名画、「オズの魔法使い」にもじって、スケアクロー (案山子)と ティンマン(Tin Man)という2人の準主役に、例えたのでしょう。面白い命名ですね。

この<ブリキ男>ワインも、実は同じ JJ コーン エステートのブドウを使っており、このヴィンテージはまだ2作目です。そして、製造者が、親と同じアメリカの名前ではなく、お茶目にフランス語の命名をしたように、味わいはどっしりしたアメリカのカベルネでありながら、口中に残る味わいはフランスのワインを彷彿とさせます。

つまり口に含んだ瞬間にしっかりと主張する熟した黒い果実、タバコ、ダークチョコなどの重厚な味わいが、徐々に優しげなヴァニラやクルミ、そして赤い果実(チェリー)へとフェイズアウトして行く様は、マッチョなアメリカから、ゆっくり船に乗ってフランスの岸辺へとたどり着くよう。

そんなトリップを体験出来る素敵なワインです。

製造元 スケアクロー
製造年 2008年
品種構成 カベルネ ソービニョン 98% プティ ヴェルド 2%
産地AVA ナパ ヴァレー

ソノマで実現したペトリュス風格のワイン

Miracle wine maker といわれるピエール セイヤン(Pierre Seillan)氏と

アメリカのワイン業界には、巨匠が多々おりますが、ソノマ ヴァレーでケンドール ジャクソン (Kendall Jackson)というアメリカでも有数のワイナリーを起こし、大成功させた ジェス ジャクソン氏もその一人。最近他界された同氏が、晩年になって実現したご自身の夢は<最高のカリフォルニアのテロワールで、ボルドーを凌駕するワインを作りたい>というもの。

フランスの或るイヴェントで知り合った現地のワインメーカー、ピエール セイヤン氏も同じ夢を持ち、その場で意気投合。ジャクソン氏は、その為に立ち上げたヴェリテ(Verite)というブティックワイナリーにセイヤン氏を招聘し、ソノマの理想的なテロワールを探索。そしてある日二人が見つけた理想郷を前にして、こんな問答があったそうです。

ジャクソン氏 「どうだ、ここでペトリュスのようなワインを作れるか?」
セイヤン氏  「いや、もっと凄いのが出来るだろう」  と。

その言葉通り、1998年の最初のヴィンテージから現在に至るまで、ヴェリテのワインは、あの辛口のロバートパーカー氏から、毎年必ず脅威的な高得点を得ています。その中でも百点満点というワインを7回も実現し、しかも99点98点という非常に高い得点がかなり多く、この10年間の平均スコアは何と96.2点!! この数字の凄さは、フランスの最高位のシャトーと比較すれば、歴然です。

また、パーカーポイントだけではなく、米国そして日本でも、ブラインドテイスティングを行った際に、同時に試飲されたベトリュスを凌駕して、ヴェリテのワインがより高く評価されたという記録があります。しかしながら、ペトリュスのワインは一本数十万円しますが、このヴェリテのワインはその10分の1位の値段で買うことが出来ます。また、アメリカのワインには珍しく、ヴェリテのワインは長期熟成タイプで、30〜50年の熟成が可能です。

ヴェリテについては、後日その素晴らしい各種ワインも含めて、改めてご紹介しましょう。

2008年 ルイス セラーズ リザーヴ カベルネ ソーヴィニョン

2008 Lewis Cellars “Reserve” Napa Valley Cabernet Sauvignon

 

ルイス セラーズといえば、カリフォルニアのカルトワインの中でも、近年とみに人気をはくし、入手が難しくなっている銘柄。その中でも、このカベルネ リザーヴ 2008年は、ワインメーカーで、オーナーのランディ ルイス氏が、2002年の偉大なヴィンテージに引けを取らない出来映え!と、胸を張ります。

 

元フォーミュラ・スリーのプロレーサーであったルイス氏は、このワインをフェラーリに例え、派手な出足で、パワフルな加速 、最後まで乗り心地の素晴らしいワインだと、説明しています。

 

実際、開栓直後のアローマは、まるでフェラーリが派手な音を立てて走り去った後のように、埃っぽく、そしてタイヤの焦げ跡のような匂いが立ち上がります。大きめのグラスに注ぎ、ゆっくりと廻して香りを嗅ぐと、パワフルな<黒いアローマ>。ブラックカシス、ブラックベリー、クローブ、タールが立ちこめてきます。

 

少しワームアップが必要と判断し、底の広いデカンタに移して 待つこと一時間。そっと少量のワインを大振りのグラスに入れてみると、おおっ! 硬派で、男性的だったはずのワインが、黒いシルクドレスを纏った豊満な女性に、さまがわりしています。

 

匂いたつようなココア、ビターチョコレート、コーヒー豆の豊潤な香りに、良く熟れたドライプリューン、ブラックベリーと、天草、ナツメッグといった大人のスパイスが混ざりあい、一瞬不意をつかれた後は、その複雑な変化に誘い込まれていきます。

 

包み込むような肉厚のボディーに圧倒され、良くこなれたタニンと幾層にも重なったフレーバーに、思わず目を閉じて、堪能に浸っていってしまいます。

 

 

このワインは、コースの最後の肉料理とマリアージュしても満足しますが、更に言えば、食事が終わった跡に、もう一度ワインだけをじっくり味わいたい、というアメリカ式の贅沢が楽める、いわば究極の肉厚、カリフォルニアワインといえるでしょう。

 

 

製造元                    ルイス セラーズ

製造年                    2008年

品種構成              カベルネ ソービニョン 98%             プティ ヴェルド 2%

産地AVA               ナパ ヴァレー

 

斉藤ゆき

 

 

3000円以内で、手軽に買えて、おいしく飲めるワインカテゴリー(その2)

3千円以内で、手軽に買えて、おいしく飲めるワインカテゴリー

 

Dry Creek Vineyards      2010      Fume Blanc         Sonoma

醸造元                    ドライ クリークヴィンヤーズ

醸造年                    2010年

品種                         ソーヴィニョン ブラン

産地AVA         ソノマ カウンティー

太陽に恵まれたカリフォルニアの大地で育ったソーヴィニオン ブロン。青臭い草むらの匂いと、ライムやグレープフルーツなどのさわやかな柑橘類の香りが同時に広がります 。口中では 青リンゴとレモンの酸味に、きりっとした白胡椒の風味が加わり、心地よいフィニッシュです。

 

Mirassou Winery              2009      Chardonnay         California

醸造元                    ミラソー ワイナリー

醸造年                    2009年

品種                         シャルドネ

産地AVA              カリフォルニア(モンテレーAVAが主)

 

カリフォルニアならではの、シャルドネスタイル。クレーム ブリュレーの甘く焦げた香り、更にハニー、キャラメルの甘く誘うような プレリュードに、香ばしいナッツ、優しい白桃、更に白い花の香りと続きます。メロン、アプリコット、柑橘類の味わい と、クリーミーなフィニッシュが印象的。

 

Mount Eden Vineyards                   2009      Chardonnay        Wolf Vineyards  Edna Valley

醸造元                    マウント エデン ヴィンヤーズ

醸造年                    2009年

品種                         シャルドネ

産地AVA              エドナ ヴァレー

秀逸なカベルネメーカーのマウントエデン。シャルドネもなかなかのもの。まるでホワイトブルガンディーと紛う濡れた土とマッシュルームの香り。ですが、バターを落としたポップコーン、ヴァニラと続くアロマはカリフォルニアのもの。口当たりはさわやかなグレープフルーツ、みかんといった優しい酸味。スモーキーで、スパイシーなフィニッシュが持ち味。

 

Lewis Cellars     2010      Sauvignon Blanc                Napa Valley

醸造元                    ルイス セラーズ

醸造年                    2010年

品種                         ソーヴィニョン ブラン

産地AVA              ナパ ヴァレー

一言で行って、とても品の良いワイン。グリーンレモン色にシルバーがかったワインは、ミネラルの香りと共に、パッションフルーツ、洋梨、ライチ、グレープフルーツ、アンズ、桃などの芳醇なフルーツに、咲き誇る白い花のパルファンがかかって、ゴージャスの一言。香りと味わいが一致した長い余韻を楽しめます。

Sauvignon

PFendler               2010      Chardonnay        Sonoma Coast

醸造元                    P フェンドラー

醸造年                    2010年

品種                         シャルドネ

産地AVA         ソノマ コースト

ソノマのブルゴーニュといわれ、近年大人気のソノマ コースト産のシャルドネ。色合いも風味も美しい蜂蜜系。味わいは幾層にも重なったエキゾチックなフルーツと切れの良い酸味が加わり、絶妙。 クリーミーで、スパイスの効いたオレンジ、アプリコットなどが、口中を満たします。

 

 

Sebastiani             2008      Cabernet Sauvignon        Sonoma Country

醸造元                    セバスチャーニ

醸造年                    2008年

品種                         カベルネ ソーヴィニオン78% メルロー 12% シラー 4%

プティット ヴェルドー 3%                プティット シラー  2%

マルベック 1%

産地AVA         ソノマ カウンティー

 

言ってみれば、ボルドー左岸仕様の赤ワインブレンド。暖かい8年と言うヴィンテージを反映して、良く熟したブラックベリー、チエリー、苺を一緒にトッピングしたパイの様。 柔らかなタニンと、口中で広がる優しい赤いフルーツが幸せな気分を運んできます。

 

 

Stephen Vincent                 2009      Cabernet Sauvignon        California

醸造元                    スティーヴン ヴィンセント

醸造年                    2009年

品種                         カベルネ ソーヴィニオン95% メルロー 5%

産地AVA              カリフォルニア(セントラルコーストAVA70% モンテレーAVA 30%)

 

気軽に飲めるカベルネといった風合い。フルーツの缶詰を開けたばかりといった濃厚なアローマに、スミレ草、ニッキ、バニラなどの香りが加わり、舌の上に載せると苺シロップをかけて、頂いた懐かしいかき氷のよう。

 

Seghesio Family Vineyards          2010      Sonoma Zinfandel             Sonoma County

醸造元                    セゲシオ ファミリー ヴィンヤーズ

醸造年                    2010年

品種                         ジンファンデル

産地AVA              ソノマ カウンティー

お花畑の真ん中に佇んでいる、そんなワイン!と思いきや、よく見るとそこはサクランボに苺、そしてラズベリーが実る豊潤な畑! 赤いフルーツの優しい 甘さと、 フレッシュな酸味の絶妙なバランスが、素敵。そんな香りと味わいの一級のジンファンデルです。

 

Robert Mondavi Winery                2009      Cabernet Sauvignon        Napa Valley

醸造元                    ロバート モンダヴィ ワイナリー

醸造年                    2009年

品種                         カベルネ ソーヴィニオン75% メルロー 11%

カベルネ フラン 10% シラー 2%

プティット ヴェルドー 1%              マルベック 1%

産地AVA              ナパ ヴァレー

 

おなじみモンダヴィのカベルネ。とはいえ、9年の出来映えは更に素晴らしく、凝縮された熟れたカシス、ブラックチェリー、ブルーベリーに、タバコ、ココアなどの心地よい樽臭と、シナモン、ナツメッグといったスパイスが絡み合い、モンダヴィ特有の硬派のカベルネに仕立て上がっています。

 

Melville Estate                    2009                        Pinot Noir            Sta Rita Hills

醸造元                    メルヴィル エステート

醸造年                    2009年

品種                         ピノ ノワール

AVA                     サンタ リタ ヒルズ

南カルフォルニア、サンタバーバラ近郊の3つの優良ピノ ノワールAVAのひとつ、サンタ リタ ヒルズ。この自社畑のブドウを100%使った、濃厚なピノのワール。色合いも味わいも、通常のピノのワールより濃く、深く、赤色ベリーがはじけるようです。

 

Buehler Vineyards           2008      Estate Cabernet Sauvignon

醸造元                    ビューラー エステート

醸造年                    2008年

品種                         カベルネ ソーヴィニオン

産地AVA              ナパ ヴァレー

カリフォルニアが世界に名をなしたカベルネ100%のナパワイン。かのロバートパーカー氏も、この質と値段を絶賛。コスパ最高の、典型的なナパのカベルネです。

 

 

手軽に買えて、おいしく飲めるワインカテゴリー

Minor Family 2009 Napa Valley Chardonnay
マイナー ファミリー 2009 ナパ ヴァレー シャルドネ
口当たりの良さと、さわやかな酸味が同居するマイナー ファミリーのシャルドネ
その味わいは、レモンというよりグレープフルーツ、青リンゴというより赤リンゴ、まろやかさと、ほのかな樽の風味が絶妙に調和

Conundrum 2010 A Proprietary Blend of California White Wine
コナンドラム 2010 カリフォルニア 白ワイン 自社ブレンド
うわ〜、 何これ?エキゾチックな香りがはちきれそう!マンゴ、グレープフルーツ、アンズ、メロンにミカン、それに蜂蜜やバニラまでが、しっかりと凝縮。
ワインの名前は『謎』= Conundrum 。何がブレンドしているのかは、秘密!

Calera 2010 Pinot Noir Central Coast
カレラ 2010 ピノノワール セントラル コースト
ロマネコンチをカリフォルニアで実現したいというアメリカ男のロマン
ジョッシ ジェンソン氏自慢の畑で、手作りしたピノのワールは何と10年連続で90点以上をマーク!
熟した赤いフルーツ、ラズベリー、チェリー、クランベリーと、スパイスの調和が持ち味

Calera 2010 Thirty-Fifth Anniversary Vintage Chardonnay Central Coast
カレラ 2010 35周年記念シャルドネ セントラル コースト
上記、伝説の男 ジョッシ ジェンソン氏のワイナリー35周年祝いのシャルドネ
ふくよかなカリフォルニアの土壌を反映した大胆なワインは、彼のロマン味わいか?

McManis Family Vineyards 2010 Viognier
マクマニス ファミリー 2010 ヴィオニエ
コストパフォーマンスとフルーティーな味わいがアメリカで大人気
ほのかなレモン色に誘われ、グラスを近づけるとヴィオニエ特有のゴージャスな香りが大きく広がります。その香りも、味わいも、甘さと酸味が絶妙な白桃や洋梨のよう。ほのかなミネラルも心地よく

Kenefick Ranch 2006 Cabernet Sauvignon Chris’s Cuvee
ケネフィック ラーンチ 2006 カベルネ ソーヴィニョン クリスズ キュヴェ
この味で本当にこの値段?
ナパの一番北に位置するカリストガ、この自社畑のブドウは代々ナパの名門、Shafer, Joseph Phelps, Pride Mountainなどに供給され、素晴らしいカベルネを作ってきました
同じブドウでも自社で作るとこんなお値段で、お買い得!

Louis M Martini 2009 Sonoma County Cabernet Sauvignon
ルイス マーティーニ 2009 ソノマ カウンティ カベルネ ソーヴィニョン
気軽に手に取り、友人と話しながら 或は ピザやハンバーガーを頬張りながら、楽しめるワイン
ナツメッグを振りかけたブラックベリーやチェリーパイのようにデリシャス

ロバート モンダヴィ 2007年 カベルネ ソービニョン リザーヴ

Robert Mondavi 2007 Cabernet Sauvignon Reserve  Review by Yuki Saito

カリフォルニア ワインの父、ロバートモンダヴィが亡くなり、全てのファミリーメンバーが去った後に、新オーナーの手で世に出た <新モンダヴィ> ワイン。

グラスから立ち上がる、カシスとリコリス(天草)の芳醇な香り。口に含んだ瞬間の、力強くしなやかなタンニンのアタック。 熟したカシスやブラックベリーの濃厚な味わいに、 何層にも重なった薫製、シガー、スパイスの広がり。これらの余韻は長く、口中で尾を引きます。

07年という製造年は、近年ではナパ最高のヴィンテージと位置づけられています。 雨の少ない冬、暖かい春、適度に暑い夏と、比較的涼しい秋が続いたお陰で、遅摘みのカベルネは、じっくりと果実を熟成。

そしてこのワイン作りを担当する、ジャンセン女史。 オーパスワンでの手腕を買われ、現在はコンスタレーションという新しいオーナーの傘下のモンダヴィワイナリーで、ワイン デイレクターとして活躍中。 10年には 最高の栄誉であるワインメーカー オブ ザ イヤーも受賞しました。

更に、このワインのブドウは、<トカロン>という 最高のカベルネ 名産地で、育て上げたもの。この畑は、熟成した果実を育てる古木が多いモンダビの財産であり、近年ジャンセン女史がリノベーションを手がけた結果、11年にはこれも栄えあるVineyard of the Year (Vineyardは畑という意味)まで受賞しているのです。

<良質のブドウ>と<好気候>、<ワイン作りの名手>という 天地人が全て揃ったワインを、ロバート パーカー氏も、絶賛。同氏曰く。

「 コンスタレーションというマンモス企業が、モンダヴィのワインを作るということに、懸念を持つ人は少なくありません。しかしこの出来映えを見る限り、それは杞憂のようです。」「これだけ重厚で複雑なカベルネは、近年最高のビンテージ に匹敵するでしょう。(生前の)モンダヴィ ワイナリーが手がけた超優良ビンテージ、1990、91,2001、02 年が彷彿されます。07年のビンテージは20年から25年の熟成が期待出来ます。」と手放しで褒め、何と95点という 高得点を付けたのでした。

これに同調するかのようにワインスペクテーターや、ワインエンスージアストまでが95点を与えています。このしなやかで腰が強く、黒系フルーツが詰まった肉厚で複雑なカベルネは、モンダビ氏亡き後も、氏の伝統をしっかりと受け継いでいるようです。

製造元 ロバート モンダビ ワイナリー
製造年 2007年
品種構成 カベルネソーヴィニヨン90% カベルネフラン7% プティヴェルド3%
産地 カリフォルニア ナパヴァレー AVA